板東33観音札所巡り

第1日

平成25年2月26日

観音堂正面

本日の行程はこれまでとした。今日は八幡宮の横から長谷寺までぐるっとすべて徒歩でお参りした。

観音堂

長谷寺山門

第4番 長谷寺・長谷観音

鎌倉の観光名所の一つの長谷観音で、第3番の安養院から県道311号を西に約2kmの距離である。観光名所だけあって参拝客はいつ来ても多い。今年は遅れている梅も咲き始めているし、福寿草も開いている。ここの観音像は大和の長谷寺の観音像と同じ木で作られたとの言い伝えがあり、高さ10mを越える巨大なものである。

北条政子の墓

尊観上人の墓

本堂

安養院入口

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第1番 杉本寺・杉本観音

いよいよ板東33観音札所巡りのスタート。我が家の近くからバスを乗り継いで鶴岡八幡宮の西側で下車、社前でお祈りをしたあと境内を横切って金沢道を東に進むと門前に到着。
 このお寺は鎌倉最古のもので、金沢道に面した石段を登ると仁王門があり、その先の石段はすり減って危険なので通行止め。左の新しい脇道を登って本堂前の広場に到着。本堂は茅葺きである。
 既に何度も参拝しているが、改めて板東33観音霊場の朱印帳も購入し、御朱印と発願印を頂きスタートとした。

一般には安養院としてツツジの名所である。寺の歴史から安養院田代寺と呼ばれることもある。第2番岩殿寺から横須賀線を横切り、県道311号を鎌倉に向かえば約2kmの距離である。県道沿いに大きなツツジが植えられているが、残念ながら時季外れである。本堂の横には崖がそそりだっており、その下に二つの宝篋印塔がある。一つは鎌倉最古と云われる尊観上人の墓、もう一つは北条政子の墓と云われている。

正面参道

仁王門

本堂

第2番 岩殿寺・岩殿観音

「がんでんじ」と読む

ここはこれまで参拝したことは無いが、横須賀線の車窓から山の上の大きな看板が見えていた(今は無い)ので大体の場所は検討がついていたので第1番杉本寺から金沢道を東に向い、明石橋の手前を右折して逗子ハイランドの中を通り抜け、JR横須賀線に突き当たった所で左折、線路沿いにしばらく進むと岩殿寺への案内札があり、住宅街を抜けると門前になる。
 山門を入り、本坊の横の石段を登ると観音堂がある。その裏手の岩屋に奥の院岩殿観音がある。観音堂の右側には泉鏡花夫妻の寄進した池がある。そこから更に石段を登った山頂に岩殿正教観音吉祥塔と書かれた仏像が塔の上に建っている。ここは先程通ってきた逗子ハイランドのすぐ上であるが、崖の上なので近道もなく参拝は大きく迂回してこなければならない。
 参拝した2月23日のすぐ前に降雪の記憶はなかったが、観音堂の前に残雪があった。ここ以外では見ていなかったので不思議である。 

奥の院

観音堂

観音堂への石段

第3番 安養院・田代観音

山門

岩殿寺入口