第4日
平成25年4月26日
第12番 慈恩寺・慈恩寺観音
第13番 浅草寺・浅草観音
東岩槻から東武野田線で春日部に行き、伊勢崎線に乗り換え曳舟で乗り換え、浅草に到着。
総門である雷門から境内に入る。ゴールデンウイークは明日からであるが、雷門から仲見世通りは人が大勢で歩きにくく、仲見世の東の道を進む。外人も多い。さすが大観光地である。
再び仲見世通りに戻ると左側に浅草寺の本坊である伝法院の門がある。宝蔵門をくぐって本堂に参拝。このあと丁度公開されている伝法院の庭園を拝観する。ここの公開は5月7日までで、ゴールデンウイークになると混雑して写真も撮りにくかろうと推測して本日の拝観とした次第。そのあと影向堂で朱印を頂く。浅草寺は何度も来ているが、今回は浅草神社(三社神社)や二天門なども含めゆっくりと巡った。
七つ石
弘明寺で武蔵の国の観音札所は終わり。鎌倉から出発して1番から8番までが相模の国、9番から14番が武蔵の国の霊場であった。弘明寺は鎌倉に近く、何故元に戻るのか疑問であったが、国別に回ったとすれば納得がゆく。
今回はここまでとし、地下鉄の弘明寺から1駅の上大岡へ行き、そこからバスで帰宅する。実は我が家はこの近くと言ってよいであろう。
次回は上野(こうづけ)の2寺を参拝する予定である。
歓喜堂
本堂
六地蔵
弘明寺仁王門
今日の行程は時間的には余裕があるが、午後から天気が下り坂とのことで早めに家を出発し、京浜東北線を上野で降りて東北線に乗り換え、大宮まで行って東武野田線で豊春に行き、そこから歩く。駅からは2kmほどで慈恩寺に到着。
道からの正面に大きな本堂(観音堂)が聳えている。それ以外はあまり大きな建物は無い。道端の鐘楼の右手にあるのが本坊かも。昔は大きなお寺だったらしく古文書が多く残っているとか。境内には藤の花が盛りであった。御朱印は本堂前の仮設のような建物のなかで頂いた。お寺の入口に5月5日は玄奘祭を行うと書いてあった。そう言えば三蔵玄奘が西安でインドから持ち帰った経典を翻訳したのは大慈恩寺であったので何か関係があるのか尋ねたが、特にはないとのこと。一カ月ほど前にその大慈恩寺に参ってきたと話し、しばし中国談義をした。
帰りに道に出るとさいたま市のコミュニティバスが門前に停車している。時刻表では平日のみ一時間に1本の割合で運行されており、東岩槻から岩槻駅を通るらしいので乗り込み、東岩槻駅にもどる。
第14番 弘明寺・弘明寺観音
浅草寺から14番の弘明寺に行くには都営浅草線に乗れば京浜急行につながり、そのまま弘明寺まで行けるが、渋谷で行きたい店があったのとこの三月に開業した新しい東横線の地下駅を見たく、浅草から銀座線で渋谷に行き、渋谷で所要を済ませ、東横線に乗り、日吉で横浜の地下鉄に乗り換え弘明寺で降りる。横浜の地下鉄は福祉パスが使えるので経費が節約できる。
地下鉄の駅から活気のある商店街を通り抜けると弘明寺観音の仁王門に突き当たる。仁王門の内側には六地蔵が並んでいる。石段を登ると本堂である。京浜急行の弘明寺駅は丁度本堂の裏側にある。本堂の左手には歓喜天を祀る歓喜堂がある。また本堂の前には当寺の創建の基となったと伝えられる七つ石が埋められている。
本堂
宝蔵門
伝法院の門
仲見世通り
雷門
伝法院庭園
浅草寺境内案内図
二天門
影向堂
五重塔
慈恩寺入口
慈恩寺本堂
満開の藤
慈恩寺本坊?
慈恩寺文書説明