平成25年7月31日
第6日
手洗いと鐘楼
本堂
観世音寺となっている
正福寺入口
第23番 正福寺(観世音寺・佐白観音)
予め地図で調べておいた通り、駅前から斜めに一直線に延びる道を進むと日動美術館の入口近くに観世音寺入口の大きな看板が見えた。持参している朱印帳には正福寺となっているのにと不審に思いながら境内に進むと間違いなくここらしい。こじんまりした境内に本堂がぽつりと建ち、鐘の見えない鐘楼がある。本堂には数体の仏像が祀られていたが撮影禁止で画像はない。
頂いた御朱印には正福寺の印が押されていた。
観音像石筍
門前には数軒のそば屋がならんでいる。
本来は次は18番の中禅寺であるが、ここえ来る前に栃木駅の時刻表を調べると日光行きの特急がないので日光行きは断念し、小山に出て水戸線で笠間に行き、かなり間を飛ばすことになるが23番の正福寺に参ることにした。朝のバスで一緒になった東京・田端のかたと同道した。
奥の院
大悲の瀧
奥の院への途中
上野の国群馬県は前回で終わり、次は下野の国、栃木県に入る。
第17番 満願寺(出流観音)
ここは山懐に入ったかなり不便な場所にあるが、幸いJR両毛線の栃木駅から栃木市のコミュニティバスが運行されていて近くまで行ける。バスの運賃は300円と安いがコミュニティバスのためかなりの大回りをし、駅から小一時間かかる。さらに運行間隔も2時間おきぐらいなので計画はよく練る必要がある。
今回はバスの始発の時刻に合わせ、二番電車で出発。上野から宇都宮線で小山まで行き、両毛線に乗り換え栃木に到着。
山間の石灰石鉱山の間を抜けて出流に到着。バス停から少し歩くと山門である仁王門の前に出る。境内のすぐ左手に薬師堂があり、右手の奥に近代的な鐘楼が見える。本坊の前を通りすぎると本堂がある。さらに川沿いの山道を奥に進むと大悲の瀧があり、その崖上に奥の院があり、階段道が続いている。登って奥の院に上がると建物の奥が鍾乳洞で観音像に似た石が見える。
本堂
近代的な鐘楼
笠間と云えば笠間稲荷が有名であり、これまで二度ばかり参詣した。場所もここから近く、回り道をすれば参詣できたが、帰りの電車の時刻が気になり駅に直行、友部から常磐線で上野に戻り、京浜東北線で帰宅する。今日も青春18きっぷの世話になった。
薬師堂
仁王門