四国遍路 第12日

平成24年9月28日

久し振りの松山で、道後温泉に泊まったのは始めてであった。道後温泉本館はすぐ近くで、早朝から夜遅くまで入れるそうだがゆったりと入る湯ではないとのことで入湯はホテルの温泉のみとした。朝の出発が少し遅かったので日の出前にホテルを出て松山城まで歩いて往復した。

52番太山寺から約2.5kmを歩いて移動。仁王門と本堂の間に中門がある珍しい配置。大師堂の横に小さなキリシタン灯籠がある。この辺りのお寺の棟瓦は手の込んだ細工瓦が多い。菊間瓦とか。

道後温泉本館

松山城

同裏側

50番繁多寺から続けて松山の街中を歩いて進む。ここは道後温泉に近い。
もとは安養寺と呼ばれたが892年、時の城主河野家に生まれた子息が衛門三郎が臨終の時に大師に授けられた小石を左手に握っていたことから石手寺と改めたと云う。
正面に衛門三郎の像と丸い石が置かれている。二の門から回廊風の参道を抜けると仁王門があり、境内に入る。本堂、大師堂の他三重塔や絵馬堂、一切経堂、護摩堂など建物が多い。また裏山の高所に大きな大師像が見える。

第48番 西林寺

松山市高井町1007

松山市太山寺町1730

第52番 太山寺

松山市鷹子町1198

第49番 浄土寺

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ホテルを通常よりやや遅い8時15分にバスで出発。
駐車場からは仁王門の横に来るが、仁王門の前に太鼓橋がありそちらからが参道であろう。太鼓橋と仁王門の間に白玉地蔵が鎮座し、酒がのめるように祈念。

51番石手寺からバスで、途中そば屋で昼食をとり向う。このお寺も門が一の門、仁王門、三の門とある。駐車場は三の門のすぐ下にあるので一の門と仁王門は帰りに見た。境内には法隆寺の夢殿を模した聖徳太子堂がある。

49番浄土寺から住宅街の舗装道路を歩いて移動。境内には本堂、大師堂の他に歓喜天を祀る聖天堂がある。

48番西林寺からバスで移動。踊念仏で有名な空也上人の像が本堂にあるらしい。

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キリシタン灯籠

大師堂

今回のツアーはこれで完了。帰りの飛行機まで少し時間があるので空港の近くで入浴して汗を流し、松山空港から帰る。

本堂

中門

仁王門

境内

聖徳太子堂

大師堂

本堂

境内

三重塔

大師堂

本堂

仁王門

二の門

衛門三郎像

正面入口

大師堂

山門

境内

大師堂

本堂

仁王門

本堂

本堂

白玉地蔵

仁王門

大師堂

松山市和気町1-182

第53番 円明寺

三の門

三の門前石段

仁王門

一の門

松山市石手2-9-21

第51番 石手寺

松山市畑寺町32

第50番 繁多寺