四国遍路 第15日

平成24年11月15日

昨夜泊まったのは今治市と西条市の境で燧灘に面した国民休暇村の施設で部屋からの眺めは抜群であった。
朝食後、バスで今治小松自動車道から松山自動車道を通り、伊予の国最後の札所、三角寺に向う。

琴平宮よりの眺め

琴平宮本宮

じんねいんと読む

第65番 三角寺

四国中央市金田町三角寺甲75

大興寺からの約9kmを歩いて移動。この2寺は珍しいことに同じ境内にあり、山門は共通である。
元々は神恵院は近くにある琴弾八幡の神宮寺であったが、明治の神仏分離令で観音寺の境内に移されたものである。

涅槃像

大師堂

本堂

仁王門

鐘楼門

本堂

大師堂

境内

正面入口

大師堂

境内に三鈷松と云う松葉が三枚の松があり、その葉を飾ると難を避けると云われているので一枚拾って帰る。

第68番 神恵院

本堂

標高450mの三角寺山の中腹に建つ。参道の石段を登ると鐘楼門があり、鐘を撞いて境内に入る。境内には寺名の由来となった三角形の護摩壇の跡と云われる三角形の池がある。

観音寺鐘楼

本日は予定を変えてここまでとし、琴平の宿に早めに入り、希望者のみ金比羅さんに参詣する。ホテルから本宮まで約30分で登り、17時前に参拝することができた。展望台よりの景色は日没直前でやや暗かった。

観音寺大師堂

観音寺本堂

観音寺市八幡町1−2−7

第69番 観音寺

三豊市山本町辻4209

雲辺寺のロープウェイを降りた所で昼食をとり、バスで移動する。

第66番 雲辺寺

徳島県三好市池田町白地ノロウチ763

神恵院巍巍園

神恵院は方形のコンクリートの門を登った所に白木造りの本堂がある。大師堂の横裏に池泉回遊式の庭、巍巍園があったが、立ち入りはできなかった。

神恵院大師堂

神恵院本堂

68.69番共通の
仁王門

正面入口

住所は徳島県であるが、讃岐の第一番の札所である。八十八箇所中一番の高所で標高921mにある。香川県側から登るが今回はロープウェイを使った。頂上駅は香川県側にあるが、駅の前に香川と徳島の県境があり、少し徳島県側に下って境内になる。

ロープウェイの駅からの参道脇には五百羅漢像が並んでいる。山の上は寒く、昨日はかなりの雪になったらしく、屋根の上には雪が残っていた。

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第67番 大興寺