平成24年11月16日
曼荼羅寺そばの旅館で昼食後、再び歩き続ける。
善通寺市弘田町1765−1
こうやまじと読む
第74番 甲山寺
昨夜泊まった琴平の琴参閣は収容人員1000人以上の非常に大きいホテルで中国人の宿泊客を多く見かけた。
バイキングの朝食後バスで出発。
第70番 本山寺
三豊市豊中町本山甲1445
弘法大師が毘沙門像を刻んで安置したのが始まり。大師堂横の毘沙門堂にその像が安置されている。
毘沙門堂
大師堂
本堂
中門
山門
曼荼羅寺より近く、やや小高い場所にある。実際はこちらを先に参拝した。
善通寺市吉原町1091
第73番 出釈迦寺
第71番 弥谷寺
東門
仁王門
本堂
境内
大師堂
中門
五重塔
金堂
南大門
善通寺市善通寺町3−3−1
第75番 善通寺
バスの窓から五重塔が見える。四国の霊場で五重塔のあるのは31番の竹林寺とこれから参る75番の善通寺、86番の志度寺の四カ所のみである。
ここの配置は少し変わっており、東門が入口のように寺標が建っている。しかし仁王門は南に向いて正面に本堂がある。本堂は1300年の建立で国宝に指定されている。仁王門も國の重文である。
弘法大師誕生の地である。唐から帰った大師は父・佐伯善通より邸宅地の一部を寄進され、寺を建立。父の名をとって善通寺と名付けた。寺域は広く、東西に別れ、東に金堂(本堂)、西に御影堂(大師堂)があり、その間に仁王門がある。
弘法大師が幼少の頃、断崖から身を投げ、釈迦如来と天女に抱き留められた捨身ケ嶽伝説にまつわる寺。その場所はここから約50分で奥の院になっており、下から望める。山門前からは讃岐平野が遠く望める。
門前からの眺め
大師堂
本堂
山門
三豊市三野町大見乙70
善通寺市吉原町1380−1
第72番 曼荼羅寺
本山寺からバスで移動。
さすがに規模の大きいお寺。四国随一かも。金堂の本尊の薬師如来像も見事である。御影堂の地下には戒壇巡りの場があり、暗闇の中を南無大師遍照金剛を唱えながら進む。
今回のツアーはここで終了。高松空港から羽田に向い、無事帰宅。
西門
御影堂
仁王門
弥谷寺からは今日最後の善通寺まで歩いて参拝する。実際には71番からは先に73番の出釈迦寺に参拝。
大師堂
本堂
磨崖仏
仁王門
三途の川の橋
笠松大師
大師堂
本堂
仁王門
駐車場からはかなりの登り。石段で500段以上ある。仁王門を過ぎ三途の川の橋を渡り、108段の石段を登ると本堂になる。本堂の背後には磨崖仏が彫られている。大師堂は岩山に埋め込まれるように建っており、その奥にある獅子の岩屋と呼ばれる洞窟は弘法大師が幼少の頃修行された場所と云われている。
弘法大師が唐から持ち帰った曼荼羅を安置したのが寺名の由来。かっては境内に笠松と云われた大師お手植えの松があったが松食虫にやられ、平成14年に伐採されてしまった。笠松大師はその幹に彫られた大師像である。