昨夜泊まったホテルの窓から東に瀬戸大橋が良く見える。朝食の後、バスで五色台の白峯にある白峯寺に向う。
第81番 白峯寺
坂出市青海町2635
ここには崇徳上皇を祀る白峯御陵がある。そのためか門内の客殿に御成門が付いている。石段を登ると本堂と大師堂が並び、本堂の左手に阿弥陀堂が建つ。石段下に頓証寺殿があり、その奥が御陵である。
入口の門
本堂
大師堂
阿弥陀堂
82番からはバスで高松の市内を通り抜け移動。名前の通り讃岐の一の宮、田村神社の別当寺で神社から道を隔てて建っている。本堂前の薬師如来を祀る石室の下からは地獄の釜の煮えたぎる音が聞こえ、心がけの悪い人が地獄の釜に頭を入れると抜けなくなるとの言い伝えがあり、試したが無事に抜けた。お寺に参拝の後、隣の田村神社にも参拝。前に参拝した時は日曜市が開かれていてごちゃごちゃしていたが、今回はなにか以前より立派に感じられた。
このお寺は五色台の青峰山にある。門前には現代の怪獣にそっくりの牛鬼の像が建っている。大師堂には弘法大師の筆になると伝えられるいろは歌が額に掲げられている。
陸軍の道標
下乗石
摩尼輪塔
境内案内図
頓証寺殿の門
展望台にて
大師堂
本堂
四天門
仁王門
田村神社拝殿
第84番 屋島寺
田村神社神門
第82番 根香寺
高松市屋島東町1808
83番からバスで再び高松市内を抜け、屋島の麓で下車、そこから急な坂道を登る。道順の都合で参拝前に展望台に行き、瀬戸内海の景色を鑑賞し、かわらけ投げを楽しんだが風が非常に強く、なかなか思うようにはいかなかった。
高松市中山町1506
ねごろじと読む
81番から五色台の山中を歩いて行く。途中に小屋に覆われた摩尼輪塔と大きな下乗石がある。この摩尼輪塔は鎌倉末期に建てられた全国でも珍しいもので、円形部分の下に下乗と書いてある。横の大きな下乗石は高松藩が摩尼輪塔を保護するため新しく(1836年)作ったものである。この場所は80番から81番に向う所で、何人といえどもここで乗り物から降りて進めと云うことであった。道は実弾射撃の音のする自衛隊の演習地の横を進む。陸軍用地と書かれた道標があることから戦前からの演習地であろう。
薬師如来石室
大師堂
本堂
仁王門
牛鬼の像
大師堂
本堂
仁王門
今日はここまででバスで下山、高松中心部にあるニューグランデみまつホテルに泊まる。
高松市一宮町607
第83番 一宮寺