板東33観音札所巡り

平成25年9月6日

第12日

第30番 高蔵寺 高倉観音

33観音巡りの旅もそろそろ終盤に近づいてきた。高倉観音は案内書によれば木更津駅から草敷行きのバスと書いてあるが本数が少ない。日東交通バスのHPで調べると最近?この地区に新設された研究施設群を巡るかずさアカデミアパーク線があり、やはり高倉を通り、こちらの方が便数も多い。
例によって朝一番の電車で行き、木更津駅前8時前のかずさアカデミアパーク線のバスで最近新設されたかずさ高倉のバス停で降りる。ここの十字路を草敷方向に少し歩き、床屋の横の通りを左に入ると昔の参道で、突き当たりの石段を登ると車での参道になり、30番札所の石柱がある。更に斜面を登ると駐車場で、仁王門のすぐ横に出る。
仁王門をくぐると大きな本堂がある。ここの本堂は床下の高さが高く、ここに観音浄土巡りが設けられている。

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六角堂

予定通りのバスで茂原に戻り、外房線から京葉線直通の電車で東京駅を経て帰宅する。

本堂回廊

本堂

仁王門

参道入口

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第31番 笠森寺 笠森観音

ここもバスの便は良くない。30番から最短で行くのなら木更津から五井に行き、小湊鉄道で上総牛久に出て茂原行きのバスに乗ることだが、帰りのバスなども考え、木更津から蘇我に戻り、外房線で茂原に行く。ここで1時間半ほど時間待ちをして上総牛久行きのバスに乗り、笠森で降りる。このバスだと約50分後に茂原に戻る便がある。
バス道の県道に大きく笠森観音入口の看板があり、そこを入ると参道への石段道があり、仁王門に至る。その先の小山の上に本堂がある。本堂は四方懸崖造りと云われる特殊な構造で国の重文である。本堂を囲む回廊からは房総の山々が見渡せる。
仁王門脇の境内には六角堂と鐘楼がある。参道の途中には芭蕉句碑と三本杉が見える。

本堂

仁王門

由緒

参道の石柱

帰りは石柱の所から車道を通り、高倉観音下のバス停から草敷からのバスに乗る。しかし、次の停留所はかずさ高倉だからそちらで待っていてもよかった。ただ、高倉線とかずさアカデミアパーク線では木更津方面への停留所が道の両側に別れるので要注意
木更津駅に戻り着いたのは9時半ぐらい。予想以上に早く参拝できた。